過払い請求・特定調停・民事再生

過払い請求

債務整理には、過払い請求というものもあります。最近、よくテレビのコマーシャルでも
過払い請求をすすめるようなことが流れていますよね。あなたも一度は耳にしたことがあ
るでしょう。過払い請求は、払い過ぎているお金を取り戻すためのものです。どうして払
い過ぎということがおこるのか分かりますか?それは、出資法と利息制限法の利率の違い
にあるらしいです。利息制限法の方が出資法より利率の上限が低いのですが、利息制限法
を超えて利率を設定しても、問題にならないそうなんですよね。出資法を超えた利率だと
問題に問われるそうなので、貸金業者などはこの出資法の上限ギリギリで利率を設定して
いるところがあるようです。しかし本来であれば、利息制限法の上限以上の利率を支払う
必要はないのではないでしょうか。だから、その利率の差額が返還されるというわけなん
だそうですよ。出資法と利息制限法の利率の上限の差がグレーゾーンとよばれ、問題にな
っているそうです。この過払いを指摘すれば、不当に高く請求された金利分は返金されま
す。もちろん、完済し終えているものに対してもこの過払い請求というのがおこなえるの
で、注目されているようですね。また、支払い途中のものでも過払い請求できます。
任意整理をおこなう際には、過払い請求も一緒にすれば、借金は大幅に減少するかもしれ
ませんね。

特定調停

任意整理の他に、特定調停という債務整理の方法もあります。特定調停は、任意整理とよ
く似ているところがあります。任意整理のデメリットというのは、ブラックリストに載る
期間が5年程度らしいのですが、特定調停も同じです。また、任意整理は、債権ごとにお
こなう必要がありますが、これも特定調停も同じです。さらに、任意整理は、利息をカッ
トして、元金のみを返済していくということになりますが、これも同じなのです。
それでは任意整理との違いはどこにあるのでしょうか。任意整理と特定調停の大きな違い
は、裁判所です。任意整理は、裁判所を通さない任意のものであったのに対し、特定調停
は、裁判所が債務者と債権者の間に入ってくれます。このことにより、債務者に弁護士や
司法書士を雇う費用がだせなくてもおこなえるようになるようです。しかし、裁判所が必
ず、債務者の側にたってくれるとは限りません。また、特定調停後には、調停調書という
ものが作成されるのですが、特定調停後に支払いが滞ってしまうと、その調停調書に基づ
き、債権者が、直ちに給料などを差し押さえることが可能になるようです。その為、特定
調停で決まった支払いは必ずおこなわないといけないということになります。
特定調停だけでなく、任意整理や民事再生でももちろん同じことが言えますね。絶対に
返済を怠るということはしてはいけないのです。ですから最初から、必ず返せる額という
ものに決めておく必要があります。任意整理や民事再生でも今後の支払いは無理のない額

を設定するようにしましょうね。

民事再生

任意整理の他に民事再生というものもあります。民事再生も任意整理と同様にブラックリ
ストに5年程度載るようです。ですから、民事再生後の5年ほどは新しい借入もクレジッ
トカードの作成もできなくなります。この民事再生というのは、自己破産をしたくない人
やできなかった人に向いていると聞いたことがあります。というのも民事再生だと借金の
理由を問われないようなんですよね。借金の理由がギャンブルなどの場合だと、免責不許
可事由になり、自己破産することができません。自己破産するには、破産と免責の2つが
必要になってくるらしいです。しかし、民事再生なら理由が問われないために行うことが
できます。また、民事再生は、住宅ローン以外の借金を大幅に減額できるのですが、マイ
ホームなど手放す必要がないようです。どうしてもマイホームを手放したくないといった
人は民事再生がいいでしょう。また、自己破産だと一時的に資格を失う職業というのがあ
ります。それは、生命保険の外交員や警備員、弁護士や司法書士などといった職業で、そ
ういった人たちは、自己破産の手続きの間は職を離れる必要があるようなんです。一方、
民事再生であれば、そういったことも必要ないようです。
デメリットもあります。民事再生は、住宅ローンの減額はできません。ですから、住宅ロ
ーンに困っているといった人には難しいでしょう。
民事再生は、生命保険の外交員や警備員などといった職業の人やギャンブルなどが理由で

できた借金の人には向いている債務整理と言えますね。